2014年7月1日火曜日

テキスタイルの、本物の現代アート「辻けい展 ~あかからあかへ。あるいは火と水~」

辻けい先生は、美術家で、染色作家、
東北芸術工科大学美術科教授です。http://www.tuad.ac.jp/
タイミング良く、先生の個展を初めて見る機会を得ました。


場所は、ギャラリーA4 (エー クワッド)
〒136-0075 東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1F

*この展示はすでに終了しています。


辻先生の文章が冒頭に展示されていました。
文章もまた、作品の一つで、
真摯で、深く、誠実さと、厳しさと、圧倒的な力を感じ、
私はただ事ではない作品を目の当たりにしているのだとすぐに感じたのです。


海外でのインスタレーションの写真


少し古い記事ですが、辻先生の作品をコンパクトにとらえた記事のリンクです。



こんなちいさな写真では何にも伝わらないでしょう。
染色した絹糸を越前和紙に漉き込んだ作品。


「意識のシェルター」

蚕を広げると、蜘蛛の糸のように、細く薄く、繊細に広がるのですが、
それを正方形にひろげたものを繋げた作品です。


近づいてみると、あっ、小さな赤い繭発見!


山形の紅花で染めた繭でした。


こんな小さな写真では何にも伝わらないでしょう。


紅色繭と、これらの言葉が対になった作品です。

この言葉がまた、なんでしょう。
無駄がなく、美しく、結晶のようなのです。



紅色繭と、文字と、このインスタレーションで一つの空間を構成していました。


この中を柏手をしながら通ると、巨大な楽器になりますと書いてありましたが、
ここは竹中工務店という一流企業の1階で、
入り口には高級車と屈強な外人が2人、ボス待ちしてまして。

状況のハードルが高く、見るだけにとどめました。


現代美術が、美とは何かを問うものであるならば、
辻先生の作品はまさしく、問いを発していました。

それも、ふんわりとしたなにかなどではなく、
明確な意思をもって。

これほど強い作品を私は今まで見たことがありません。

難解ではなく、本質に訴える、本物のアートです。





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