2014年6月9日月曜日

コム・デ・ギャルソンを知る前に最も好きだった「クロード・モンタナ」

ほとんどの人は知らないと思うが、‘80~‘90年代のパリコレを象徴した
ファッションデザイナーの一人、クロード・モンタナ。
私は彼の服を崇拝し、購入し、しょっちゅう学校に着ていった。



これが、その服。クロード・モンタナの服。

80年代らしく強調された肩。シャープで構築的な美しさに魅了され、
どうしたらこんな服が作れるのだろうかと思っていた。
たった2年間の洋裁教育では自在にこの服を作るのは無理だった。

この時はまだ、コム・デ・ギャルソンの価値がわからなかったし、
むしろ嫌悪していた。

セレクト・ショップという言葉がまだ無く、ブティックと呼んでいた時代に
そのブティックで6万円前後で買った記憶がある。

学生には高価だったが、パルコレを沸かせている
デザイナーの服としては意外なほど安いと思った。



この本にもその名が記されている、


(残念、写真不鮮明)


クロード・モンタナがデザインした服。
そう、そう、この感じ。

が、これはかれのブランドの服ではないのがちょっと残念。
まるで洋服の彫刻のような、完璧なフォルムで、
それは洋服の伝統が息づくヨーロッパでしか生み出せない美しさ。


モンタナに影響を受けたマーク・ジェイコブスが
2008年のショーで発表したモンタナへのオマージュ作品。

気持ちはわかるけど、物足りない。
モンタナの美しさはこんなものではない・・・

セルジュ・ルタンスに究極の鋭利さを足したような、
超絶美なのだから。


モンタナの服を着ていた学生時代、
私はファッション・ジャーナリストになりたいと思っていた。
デザインやパターンではなく、コレクション・レポートをしたかったことを思い出した。

美学文芸誌「エステティーク」を入手して以来、
妙に自分の原点に立ち返る気持ちになるのはなぜだろう。


ずいぶん長い時間を経た今、
私はこの服をパターンから作れるようにはなったと思う。




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